キャッチボールの回数
今週の日生、、ようやくヒート期の落ち着きの無さが収束し、
お散歩中の激引っ張りも「これでもかっ」っていうマーキング行動も
クッションへのマウントも、、激減し、通常に戻りました。やれやれ。。。
そして次の段階、「ヒートブルー」期に入ったらしく、動きが極端にノロくなりました。(笑)
毎回のことなので、交配とは関係ないと思います。
乗り気でないときは、歩きたい速度で歩かせ歩きたい距離だけの散歩をしています。
腰痛で長い距離が歩けない今の私には丁度良かったです
さて、今週末はまたもや練習会。気候も良くなってきましたよね。
で、トレーニングネタをいくつかと思います。
写真は記事とはあまりにも関係ないです。
出かけないので写真がなくて。
夕食に庭でプチ焼肉をしたときのショットでお送りします。。
段々とお肉に接近していく日生をご覧ください。
(顔が真剣です)
唐突ですが、
訓練でプロのトレーナーさんにつくと短時間で成果が出るのは、
優れた観察力と豊富な経験、知識によって最適な練習方法を飼い主に提案できるから、、、だと思います。
ひとつひとつのアドバイスに「何故そうするのか」、、という理由の説明がある場合もあれば、
ない場合もあるでしょう。
「この場合はこうやって練習するのですよ」と教えてもらい、
やってみて結果が出れば飼い主さんは満足すると思います。
(見てないフリをしてるけど、見てます)
だけど、私達(達?)はもっと過程を重要視している、、、ところがあります。
時間がかかっても回り道でも、ハンドラーさんにはもっと試行錯誤して欲しいなぁ、、って。
試行錯誤、、って泥臭い言い方ですが根性論、とは違います。
(延々と長時間の練習を続けても犬が気の毒なだけです)
やり方をサクサク教えてもらって結果が得られた場合と、
自分なりに試行錯誤しながら得られた結果、、
結果はどちらも同じですがハンドラーが得たものは何かちがうと思うからです。
うまく表現できないのですが、
試行錯誤というキャッチボールを通して、自分の犬はこういうやり方、段階の踏み方をすればよく易く、より理解できる、、
ということが人間側にわかってくる、、という感じかしら。
同時に、犬にとっても人から何を求められているのか理解しやすくなる、、と思います。
こちらが働きかけた分だけ、犬は聞こうとしますからね。
訓練をやっている人が感じる愛犬との「結びつき」や「絆」は、
こういったキャッチボールの積み重ねの上に出来上がるのではないか、と感じます。
だから、うまく言えませんが、、、、もっと試行錯誤して欲しいと思うのです。
(今夜は肉、でつね?)
そうは言っても、
見当のちがう事をひたすら続けていれば疲れるだけでちっとも目標に近づけません。
独学でやっていると、そういうことに陥る難しさもありますよね。
だけど、グループなんかでやってれば軌道修正できるかと思います。
(私と日生の場合ですが、2,3日、長くても1週間やって進捗が見られなければ、
レベルを格段に落として組みなおすか、違うアプローチを考えます)
(あ!鼻先がお皿に。)
Wさんの口癖ご存知でしょうか?
「CDですんなり合格したペアは、たいてい次の段階(CDX?)で壁にあたる」
幸運にもすんなり合格にしてしまった場合(或いはテクニックばっかりに頼った場合)
キャッチボールの回数が少ない、、ってことなんでしょうか。
そして、トータルではどこかで帳尻をあわせることになるという。。。。 (滝汗)
今はそんなふうに私なりに解釈していますけど。。。Wさん、あってます?(え、ちがう?)
(日生の肉でつね!)
つぶやき。。。
回り道にも価値があった、、という言い方は、泥臭くてちょっと苦手。
いらない苦労はできるなら無いほうがいいと思うから。
だけど、必要な苦労もあるんだってことはなんとなくわかる。
階段はゆっくり登ったほうが景色が良く見える、、という言い方は好き。
。。何も頂上に行くことだけが目的じゃないから。
最近のコメント