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2010年6月30日 (水)

6月のこと、、6月の終わり

この梅雨空がそのうち、夏の明るい空に変わっていくとは、なかなか思えない。
それでも、もう、6月が終わるんだ。

買い物に行っても、運転中でも、食事中でも、突然押し寄せてくる。

あれから新しい写真が増えないことが悲しい。
月見のビスケットが減らないことが悲しい。

いつまでも、続く。
これらが、いつの日か優しい色の思い出に変わるのか?

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月見が来た日のことを思い出した。
これは月見が来た日の記念すべき初めての散歩。
昔の写真はフィルムなのでとても数が少ない。
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成犬になってからでもすぐなじむのかどうか、、と聞かれることもあったけど、
私達はなぜかそんな心配を露ほどもしていなかった。

部屋に入ってきた月見は、ゆっくりと近寄ってきて、
「どうそ、よろしく」と言わんばかりに耳を倒して頭を私の胸に押し付けた。
それから、なんのとまどいも無く、月見は私達の子供になった。

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6歳半。立派な耳が立っているけど、どれも日生の姉妹に似ている気がする

犬は、かわいい子供としてやってきて、
いろんなところに連れて行って、いろんなことにチャレンジして楽しい時間を共有し、
いつしかパートナーとして寄り添うようになっていく。

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6歳。若くて美しい。この頃になると人の言うことはほとんど理解していたように思える。

あれから10年以上。
犬だけでなく10年も経つと人間側にも色々な出来事が起きる。
でも、つらい時はいつも側に寄り添う月見がいた。

そう、あれこれ想いがよぎって、夜、眠れなくなってしまった時、
私はいつも寝ている月見を起こした。

翌日も仕事がある2号は、そうそう夜中に起こすわけにはいかない。
月見は文句を言うわけでもなく、起き出していつも私に付き合ってくれた。
オヤツを食べたり、テレビを見たり、時には夜中の散歩にも。

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この子は、許容量の大きな子だった。
泣いているからといって「どうしたの?」とか顔を舐めてくれたりとかはしないけど、
恐れるでもなく、気にするでもなく、でも、決して離れることなくじっと側にすわっている。

なでながら横になって月見の呼吸を聞いていると、なぜか5分ぐらいで眠くなった。

日生は、まだまだそうはいかない。
夜中寂しいからと起こしても、自分が眠くなるとさっさとケージに入って寝てしまう。
泣いていると怖がって近寄ってきてもくれない。
もちろん日生の明るい性格は大好きだけど、まだまだ子供なのだ。

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10歳。まだまだ走れた。

私が月見を失う時のことを意識し出したのは、10歳を過ぎたあたりからだ。
すこしずつ、老いが目に見えるようになる。
はじめはかすかに、段々はっきりと。ゆっくりから加速度的に。
月見がいなくなる事がとても怖かった。

あの日も、「私をおいて行かんといて」、「もどってきて」とか言ったと思う。
「まだ、あかんねん。来年の桜まで、って言ったやんか」

お別れの日も「今までありがとう」とは言えずにいた。
いつの間にこんなに弱くなってしまったのか。
ごめんね、月見。

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12歳。

普通に家族として飼われていれば、犬は人と違って多くを望みすぎはしないものだ。
与えられたもので満足するすべを知っている。
今にして思えば、あれもしてあげたらよかったとか、いろいろ思うけど、
月見はそれなりに幸せに生きたと思う。
少なくとも、私達があの子を愛していたことは知っていてくれてたと思う。

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8歳。

ずっと寄り添っていてくれた黒い毛の私の守護神。
私を守る役目を終えて旅立ったと言うのか?

はじめは全然知らなかったが、 偶然にも月見は2号と誕生日が同じ日だった。
「やっぱりこの子はウチにくる運命やったんや」と2号は言ってる。
運命というものがあるなら、日生がウチに来たのもそうなのか。
ならば、今度は白いマダラの守護神なんかな(笑)

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私の好きな写真。


まだまだ、寂しくてつらいけど、
少し時間がたった今なら言える気がする。

私の方こそ、あなたと暮らせて幸せだった。
私といてくれてありがとう。



*** 最後に、 

長い、長い、しめっぽいお話にお付き合いくださってありがとうございました。
私達にとって、忘れられないつらい6月になりましたが、
たくさんの方のお気持ちありがたかったです。
そして、すみませんが、また時々、月見の思い出話、聞いてくださいね。

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コメント

あ~~本当にステキな写真ですねぇ~~
青い海と白い波、、、月見ちゃんとママさん
パパさんの愛を感じます。

若い頃の月見ちゃん、まさに「漆黒」ですね。
とってもキレイ!!
ママさん、いつでも月見ちゃんの思い出話してくださいね。

なんども なんども コメントを書きましたが
最後まで書けなくって 消していました。

月見ちゃんを大事に大事にしているママさんの気持ちが痛いほど伝わってきました。

どの写真もとってもステキに取れていてパパさんの愛情が伝わってきました。

一杯思い出を綴ってくださいね

日生ちゃんの姉妹に似てますよ。ちょっと小振りですけど。
タイプは違うけど、まだらの守護神、月見ね~^さんの意志を判ってると思う。きっと、まだまだ及ばない事も・・・。ゆっくりゆっくりです・・・。
気が付けば7月ですね。
6月の日記、墓銘碑のようでした・・・。

犬にも守ってあげたいタイプと、守ってくれるタイプがあるんでしょうね
月見ちゃんは、ママさんのこと、いつも見守ってくれていて、それが写真からも伝わってきていたんだわ
初めてこちらのブログで月見ちゃんを見た時から、女王月見様!って思ったのは、美しさや、貫禄や、優雅さだけではなくて、そーゆー何か包み込むようなものを感じたからなんだと思います。
きっと今も、月見ちゃんは、ママさんご一家を見守ってますね
まだまだ、月見ちゃんのお話、いっぱい聞きたいです。

大丈夫!
月見さんとの日々が そんなにも楽しくて嬉しくて幸せだったのなら、いつか必ず優しい思い出になる日は来ます!

月見ちゃんは成犬になってから来た子だったんだね!!
月見ちゃんと写っている写真はとても美しいです!
月見ちゃんは優しい思い出になると思うけど絶対記憶の真ん中は月見ちゃんだね♪
ふーとの思い出も真っ暗だった時より水色くらいまで癒されたと思います。
何よりまだまだ家に居るワンズが暗い気持ちを癒してくれたんだと思います!
日生ちゃんは優しいし賢いし大人だからきっと暗い気持ちも癒してくれると思います☆

月見ちゃんは成犬になってやって来たんですね。ボクもです。もう2歳になろうかという頃でした。羽田で初めて会ったとき、「お母さんだよ」と言ってケージの中に手を入れると舐めてくれました。広島空港から家に帰る車の中でも、ブリーダーさんに到着を知らせるメールを打つ私の手をずっと舐めていました。この人が家族なんだということをちゃんと分かっていますよね。月見ちゃんのお話、度々聞かせてくださいね。

月見ちゃん、本当に美しいトライのコリーですね。
青い海と白い波しぶき、そして月見ちゃん。絵になってます!

大型犬だと、守ってあげたいという気持ちよりも、
守られてると感じることが多いのでしょうか?
それとも、小型犬でも一緒に暮らす年月を重ねていくうちに、
守られていると感じることができるのでしょうか?

わたしはまだ、よつばに守られているとは感じないけれど、
でも、わたしの心のバランスを取ってくれているのは感じています。
もう何年かすると、守られてると強く思うようになるのかもしれないですね。

いつか、日生ちゃんも、ね・・・

我家の先代コリーのラッキーも月見ちゃんのように
私達家族の気持ちを察して、そっといつまでも寄り添ってくれる犬でした。
彼を見送った時の想いがあるからか、ミルキーに対しては
いつも心のどこかに、いつまで一緒にいられるのだろう?とか
あと何年共に過ごせるのだろうか?という恐怖にも似た気持ちが
心のどこかにあったりしています。
だからこそ、一緒にいられる今を大切にしたいという気持ち
これが本当に大きかったりします。
私は、いつもミルキーの後ろにラッキーが見える気がすらするんです。

そして、お別れした後がどんなに辛かろうとも、この子達と暮らせた日々を想い、
もしも、この子達と出会えずに過ごしていたら・・・と思うと、
私達と共に暮らしてくれて、生きてくれて、寄り添ってくれて
ありがとういう気持ちの方が強くなります。
今は、まだまだツライ日々かと思いますけれど、何年経っても、どんに時にも
月見ちゃんは、ママさんとパパさんの心の中でずっと生きています。
日生ちゃんやパパさんと月見ちゃんとの楽しい想い出を語り合いながら、
これからも一緒の想い出を積み重ねていって下さいね。
私も未だにラッキーの話をしちゃいますもん!
月見ちゃんの思い出を沢山語って下さいね。

fish山口のおばちゃんさんへ

ありがとうございます。
この頃の写真はデジタルじゃないし数も少なくて。。。
当たり前ですが、若かったんだなぁ(犬も人も)思います。


fishえっつーさんへ

ね!「漆黒」でしょう?
これってトライの醍醐味だと思うんです。

どこに言っても綺麗ね~って言われました。
シャンプーななんですか?とか何を食べさせてるんですか?とか
(シャンプーはメリット(人間用)だったりするんですけどね)
手入れは今にして思うとかなり適当でした。

fishかあシャンさんへ

いいえ、コメントしづらい内容ですから、、こちらそこすみません。

ほんとに大事な子だったんですよ。
それは皆さんも同じだと思いますけどね。
もちろん、日生も同じです。

昔の写真は良いのがあまり無くて、、、
やはりデジカメは偉大ですね。

fishさわら父さんへ

確かにサイズが違いますね(笑)

第3者が見ると、「それほど似ていないなぁ」と思う子たちも、
見る人によって「すごく似てる」と思えることあると思います。
月見とパーちゃんがそうです。ホントはそんなに似ていないのかもしれないんだけど、
私と2号にとっては今まで見た中でパーちゃんが一番月見に似ていると思いました。
多分、どこか気になるところをデフォルメして見ているんだと思います。
DANAちゃんやみおちゃんにもそういうところがあります。
だからこれからも二人の成長に月見の面影をみれるかな~って思います。

fishJoshKaisMumさんへ

そうですね、二つのタイプがあるかもしれません。
とくに大きい子の場合は存在感があるので、、、。
はじめは私が世話しているつもりだったんですが、
いつの間にか自分が頼っていたんですね。

Mumさんにいつも寄り添っているJosh君、
(私の想像でしかありませんが)
しっかりMumさんのナイト役をしているように思えますよ。


fishクリスママさんへ

そうですね。時間がかかるのかもしれませんが、、。
今も思い出すと楽しいことが多いんですよ。
でも、やっぱり10年ちょっとというのは短いですよね。


fishモノト~ンズの姉Ⅱさんへ

そうなんですよ。
月見は大きくなってからブリーダーさんのところから来たのです。
ホーひゃんと同じ感じかな。

フラッド君の思い出は、水色に変わってきましたか?
うちもいつか、薄いピンクぐらいになるかしら?

fishボクのママさんへ

犬ってそういうのわかる、、気がします。
なんだか不思議ですけど。
ボクちゃんも、わかったんですね。

月見、昨年9年ぶりにお里帰りしたんですよ。
月見も覚えてましたが、ブリーダーさんも覚えててくださいました。何十頭も繁殖されてるのに、その中の1頭の月見をです。


fishよつばのかーちゃんさんへ

犬は全てのことを飼い主に依存しているので、
私が世話してる、私がいないと、、、、って思っていました。
それがいつの間にか、、、です。

小さい子は大きい子より「守ってあげないと」って気持ちが大きくなるかもしれませんね。
でも、よつばちゃんが横に座ってくれるだけでなんだかほっとする、、というのが、きっとありますよね?
そういうのが始まりだった気がします。

fishまりんさんへ

確かに、「生き物を飼うと別れがつらいから、、」と言う話を聞くこともありますが、だからと言って「もう犬は飼わない」と思うことは私はないですね。
それは一緒にいる時間の幸せが、別れのつらさよりも遥かに大きいからかもしれません。

日生はまだ若いせいもありますけど、月見とは全く違います。
(月見とは違った魅力もたくさんもっています)
でも、時々、月見から教わったとしか思えないようなこともするので、そういう時なんだかうれしくなることがありますよ。

ラッキーちゃんとミルキーちゃんは似ているのですね。
私もいつか月見に似た子にもう一度会えるでしょうか。

>ラッキーちゃんとミルキーちゃんは似ているのですね。

それがですねぇ・・・
残念ながら、ミルキーとラッキーは雌雄の差もありますし、
全く別犬種と言っていいくらい、性格が違うのです。
ラッキーは、ブリーダーさんからは、「この犬は校内暴力犬だから、
別の犬を持って行った方がいい」とまで言われたほどの
やんちゃ坊主だっのを頂いて来たという問題児でした。
さらに、私達飼主がお馬鹿だったので育て方をしくじり、
(今思うと私達のしくじりが良くわかります。)
とんでもなく、悪坊主になってしまったので、警察犬の訓練学校へ通わせました。
警察犬の嘱託資格までとりましたが、私の理想とするコリーとはちょっと違ってました。
でも、やっぱりコリーは、コリーで・・・
彼なりの気遣いや想いがあって愛しい子でした。
ミルキーは、ラッキーと違って最初から聞き分けが良く、
明るくて素直な良い子でした。
でも、そのしぐさや何かの時にみせる表情が、ラッキーに似てたりするんです。
たぶん、私達が今くらいの知識や経験があれば、
ラッキーもこうだったかな?なんて・・・そんな想いがあるから、
ミルキーの向こうにラッキーが見えるのかもしれません。
たぶん、そっくりな犬になんて二度と出会えないのかもしれませんが、
その魂や想いは、別の犬に生まれ変わって戻って来てくれたりするのかも?
なんて・・・私の願望です。
月見ちゃんママも、そのうち日生ちゃんの向こうに
月見ちゃんが見えるようになったりするかも?
今は、まだその実態と存在とぬくもりが手の中に残っているでしょうから、
その面影を抱きしめてあげて下さいね。
私は、ラッキーのそれらとも別れを告げてしまいましたので、
今はミルキーの後ろにそれを感じてます。
それでも、私が生きている限り、ラッキーはリアルに私の中にいるんですよね。
月見ちゃんもママさん達の中にずーっといき続けているのですから、
また、月見ちゃんのお話をいっぱいして下さいね。

私もシェルティ亡くした時は切なくて寂しくて毎日のように携帯で撮った動画見ては涙でした。 月見ちゃん幸せでしたね。家族にこんなに愛されて。月見ちゃん亡くなって姿は見えませんがいつもママさんの側にいます。

はじめまして。いつも読み逃げさせていただいていました。

月見ちゃんと日生ちゃんのすてきな日常を楽しく読まさせていただいていました。

ママさんの気持ち痛いほど伝わってきました。素敵な月見ちゃんはこれからもずっとママさんのそばで見守ってくれてると思います。そして、日生ちゃんの活躍を楽しみにお空から見ててくれてますよ。

我が家の先代ワンコもすぐそばに存在を感じることがあります、6年もたったんですけどね。

fishまりんさんへ

ミルキーちゃんの中に(向こうに)ラッキー君がみえるんですね。
雌雄の違いはあっても同じセーブルということもあるでしょうか。
日生は月見とは見た目も違いますしが、何より性格がちがいます。
何年かは2頭飼いになるので月見と比べないよう、わざとトライにしなかったんですがこれほどちがうとは、、(笑)
いえ、日生はむちゃ可愛いですよ。もちろん。

それでもコリーはコリー、同じようなしぐさをしているとうれしくなります。日生がおばあさんになったら日生の向こうに月見を見ることができるのかもしれませんね。楽しみです。


fishセナ&ロイさんへ

みなさん、同じような経験をされていて、同じように感じて、、
なんだか慰められます。
月見、側にいてくれるんでしょうね。
この間ちらっと姿が見えたんですよ。黒いかたまりが座っていました。ほんの一瞬でしたが。。


fishスコルママさんへ

コメントありがとうございます。
こんな自分勝手なブログを読んでくださってすみません。
口で上手く伝えられなくて、でも、文字にすると少し楽になります。
そして、色々の方がコメント寄せてくださるのもとてもうれしかったです。
きっと、月見は、日生とがんばってる私を見守ってくれてますよね。

先代ワンコさん、何年たっても忘れられないですよね。
20年後に生まれ変わりの子と出会えた、、ってお話も聞いたことあります。
いつか再会できるのを楽しみにしていましょう。

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